ガラス屋が選ぶ賃貸におすすめの上質な鏡5選|穴を開けず安全に設置しよう

「賃貸でも鏡を壁に取り付けたいけれど、壁に穴を開けていいの?」
これは多くの入居者が一度は悩む疑問。
退去時に「原状回復」が求められるため、壁に穴が残ると修繕費の請求対象になることもあります。
「ネジも釘もダメって言われたけど、他に取り付ける方法はないの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
実際、ガラスの鏡にはある程度の重さがあるため、壁に両面テープで安易に貼り付けるのは危険です。特に石膏ボード+壁紙の壁では十分に支えきれず、落下してしまう恐れがあるからです。
では、どのような設置方法だと賃貸で安全に使うことができるのでしょうか?
答えは、 “壁に取り付けたように見せる” 安全な方法を選ぶこと。
立て掛け式、スタンド式、吊り式だと、賃貸でも鏡を取り入れることが可能なんです。
コダマガラスでは賃貸でも安心して使える高品質な鏡を提案しています。お困りの方はお気軽にご相談ください。
賃貸では壁への固定はNG。でも「壁掛け風」は可能
先述したように、賃貸の壁にネジや釘を使って鏡を固定するのはほぼNGです。
※ 壁美人を使う場合は、金具をホッチキスで止めるタイプですので跡があまり残りません。
ネジ・釘を使うのは危険&原状回復不可
多くの賃貸住宅では、壁材に「石膏ボード+壁紙仕上げ」が使われています。 見た目はきれいですが、この構造は強度があまり高くありません。
ネジや釘で鏡を取り付けると、壁紙や石膏ボードに穴が残ってしまいます。退去時には補修が必要になり、修繕費を請求される可能性もあります。
さらに鏡が重い場合には、壁の構造が支えきれず石膏ボードが欠けたり壁紙が破れたりして、鏡の落下による事故のリスクが高まります。
強力両面テープや接着剤もおすすめできない理由
「強力両面テープで貼ればいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、テープの粘着力が強すぎると、剥がすときに壁紙ごと剥がれてしまうケースも多く、結果的に修繕費がかかることも。
また、湿気や温度変化でも粘着力が弱まり、鏡が落下する危険性もあります。
特に浴室近くや南向きの部屋など、湿度・温度変化の大きい場所では避けた方が安心です。
壁を傷つけないミラー設置方法のおすすめは「壁掛け風」
では壁に傷を付けずにミラーを取り付けるには、どうすればいいのでしょうか。
賃貸では「壁に固定する」のではなく、“壁掛け風”に見せる方法を選ぶこと。
つまり、見た目は壁掛けのようにすっきりしているけれど、実際は立てかけ・吊り下げ・スタンド式といった、壁を傷つけない設置方法を使います。
この方法なら退去時も安心で、引っ越し時にも簡単に持ち運べますね。
賃貸でも安心!おすすめの鏡タイプ5選【穴を開けずにOK】
ここからは、賃貸に住む方でも安心して使える「コダマガラスの取り扱い鏡」をタイプ別にご紹介します。
どれも「壁に取り付けたように見える」設計で、見た目はまるで壁掛けミラーのようにスッキリ。
安全性とデザイン性を両立したおすすめの設置方法なので、目的に合った方法を選んでみてください。
すべて、オーダーミラー専門店にてお取り扱いしております。
① 立てかけタイプ:壁に寄せるだけで簡単&おしゃれなミラー
左から、シンプルフレームミラー、パネルミラー、モールディングミラー
一番人気なのが、立てかけるタイプの「立てかけミラー」。
床に置いて壁に寄せるだけで設置できるため、工具も不要です。
※サイズが大きい場合は重量がアップするため、移動したい場合は小さいサイズがおすすめです。
立てかけミラーのおすすめ商品
- シンプルフレームミラー
- パネルミラー
- モールディングミラー
細身のフレームがモダンで、どんな部屋にもなじみやすいデザイン。S、M、Lサイズとご用意しておりますが、オーダーサイズでもお作りできます。
フレームが上部のみなので壁と一体化したように見えるスッキリ感。空間が広く見える効果も。こちらもオーダーサイズでご注文可能です。
150種以上からフレームが選べるラグジュアリーな印象の額縁デザインの鏡。カラーも多数あるので、好みのデザインが見つかるはず!
立てかけミラーのおすすめポイント
- 立て掛けるだけなので、設置の手間がかからない
- シンプルな鏡なので、重量に耐えられるなら市販の取付金具で壁面に取り付けることもできる
立てかけミラーの設置のポイント
- 滑り止めシートを床や壁と鏡の間に挟み、安定感をアップさせましょう。
- オプションのゴム足を取り付けると床に傷が付きにくいためオススメです。(背面の上部に取り付けると壁に傷が付きにくくなります)。
- 床と壁の間に角度をつけると転倒防止にも役立ちます。
関連ページ:フレームありミラーの一覧ページ
② 画鋲で吊れる軽量タイプ:吊り式リフェクスミラー
「どうしても壁に掛けたい」という方におすすめなのが、吊り式リフェクスミラー。
吊り式リフェクスミラーは、フック付き画鋲で設置できる超軽量ミラー。付属のチェーンで吊るすことが可能!
ガラスや金属ではない”フィルム”を使用しており、最軽量のもので750gほどです。
一般的な鏡の約1/4ほどの重さなので、石膏ボード壁でも安心。
通常の鏡と違い、フィルム使用しているため、落下しても破片が飛び散りません。(鋭利なものが当たると破れます。ご注意ください)
地震などで割れる心配がないため、防災グッズ優秀賞を受賞しました。
賃貸でも壁を傷つけず、まるで「鏡を取り付けた」ようなスッキリ感を演出できます。
リフェクスミラーのおすすめポイント
- 重量が軽いため、石膏ボード壁などでも取り付けOK
- 画鋲跡が小さく壁の傷が最小限で済むため、賃貸でも安心
- 引っ越しのときは取り外して再利用可能
- 吊るすだけで簡単設置
- 玄関・廊下・寝室・リビングなどの省スペース設置に最適
- 高品質な日本製で、フィルムの張替えも可能 ※有料
関連ページ1:リフェクスミラー スタンダートタイプ一覧
関連ページ2:リフェクスミラー 薄型タイプ一覧
③ 自立するスタンドタイプ:リフェクスミラー
フィットネススタンドリフェクスミラー は、自立式フレーム付きで、設置場所を選ばない万能タイプ。置くだけで設置完了なので、手間もかからずスッキリとした印象で設置できます。
立てるだけで安定しますが、スタンドの形状上壁にピッタリくっつけることはできません。
スタンドを取り外して、立てかけることも可能です。
リビングや寝室に置くだけで、空間に奥行きを与えます。
朝の身だしなみチェックやトレーニング用の鏡としても人気です。
スタンドタイプ リフェクスミラーのおすすめポイント
- 軽量で移動も簡単。折りたたみ可能で引っ越し時も持ち運びやすい
- 賃貸でも安全に設置できる自立型
- 倒れにくい安定構造
- 部屋に広がりを感じさせる、おしゃれなデザイン性
関連ページ:リフェクスミラー スタンドタイプ
鏡を取り付ける前にチェックすべき3つのポイント
- 床の材質を確認:
- 鏡のサイズを選ぶ:
- 安全対策を忘れずに:
滑りやすいフローリングの場合は滑り止めマットを併用しましょう。
他にも、ゴム足などを取り付けることで、床に傷がつきにくくなります。
床と同様に壁部分にも傷を付けないよう、背面の上部にもクッション材を取り付けることで、壁を保護することもできます。
身長や部屋の広さに合わせて鏡のサイズを決定しましょう。
サイズを決めることで鏡のタイプも決めやすくなります。
玄関に設置するなら身長より少し高め、リビングに設置して空間を広く見せたいなら横幅広めなど、適したものを選びましょう。
小さなお子様がいる家庭でガラスミラーを使用する場合は、飛散防止加工付きが安心です。
また、ガラスを一切使用しないリフェクスミラーなど、フィルム性のミラーを選択肢に加えるのも良いでしょう。
コダマガラスでは鏡の加工も承っていますので、お気軽にご相談ください。
■立てかけでも安心!【飛散防止フィルム貼り(裏面)加工】について詳細はこちら
賃貸でも壁を傷つけずに鏡をおしゃれに取り入れよう
賃貸では、ネジや釘を使って鏡を固定するのは難しいのが現実です。
強力テープも壁紙を傷めるリスクがあり、安易な使用はおすすめできません。
しかし、「立てかけ」「吊り式」「スタンドタイプ」といった方法なら、穴を開けずに“壁掛け風ミラー”を実現できます。
壁掛け風ミラーは、
- 立てかけるだけでOK
- 軽量で移動も簡単
- 壁を傷つけない
- 見た目はスッキリ「壁掛け風」
といったメリットで選ばれています。
設置の安全対策をしっかりと行えば、便利に壁掛け風なインテリアとして取り入れることが可能です。
リフェクスミラーやシンプルフレームミラーのような賃貸対応タイプなら、引っ越し時も安心。
鏡を使えば部屋が広く、明るく見える効果もあり、インテリアの印象が一気にアップします。
「賃貸でもおしゃれな空間をつくりたい」「鏡を安全に設置したい」という方は、ぜひ今回ご紹介したアイテムをチェックしてみてください。