低反射ガラス(GG)のオーダーについて
ガラスは最高品質のほぼ無色透明なガラスで、コーティングは反射防止に優れるだけでなく、耐久性があるため、屋外の厳しい環境での利用にも適しています。
厚み:【両面】3mm,5mm,8mm /【片面】3mmのみです
使用用途
博物館・美術館、アートギャラリー、ショーウィンドウ・ショーケース、テレビ・電子ディスプレイ、スーパーの冷蔵庫、冷凍庫のガラスドア等、様々な用途で使用されます
納期(製作期間)について
納期(製作期間)について
ガラスはオーダーでの製作にて、ご注文確定後にカット・加工します
可能な限り早くにお届け出来るように努めますが、概ね下記製作期間をいただきますようお願いします
【 通常納期(製作期間):5日 ~ 8日 】
仕様によっては、かなり納期がかかる場合もあります
納期につきましては、お見積時・ご注文時にご連絡させていただきます
また製作中の不良等により、当初ご連絡よりもう少しお時間をいただくこともありますが
その際はご了承ください
切断面処理方法 | 特殊カット・穴あけ | 強化加工 | フィルム貼り |
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○ | ○ | ○ | △ |
低反射ガラス(GG)製品ポートフォリオ
GG製品ポートフォリオ
- ・フォトフレーム用ガラス
- ・グレア低減、視認性向上、より明るい色対比を確保するための電子ディスプレー用ガラス
- ・歩いている人から店舗内の商品がよりよく見えるようなショーウインドウ用ガラス
- ・屋上レストラン、展望台などのゲストが景色を楽しむための野外ガラス
- ・ガラスが無いかのように展示するためのショーや博物館・美術館用のガラス
- ・スーパーなどの冷凍食品陳列棚用ガラス、ガラスドア
- ・省エネを目的とし、明るさを向上されるために使用する照明器具用ガラス
- ・反射を軽減し、運転時の安全性を向上させる車載ディスプレイ用ガラス
- ・文章(カンペなど)を見せるためのテレプロンプター用ガラス
■博物館・美術館で低反射ガラス(GG)を使用
博物館・美術館でGGを使用
博物館や美術館では、美術品や工芸品などのアート作品を守るために使用されています。
ライトアップや外からの光に影響されにくくなるため、展示物を美しい姿でご覧いただけます。
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groglass社の「artglass AR」または「artglass AR protect」を使用している場所として
■店舗で低反射ガラス(GG)を使用
店舗で低反射ガラス(GG)を使用
店舗、ショーウィンドウ、ディスプレイケースには、ウィンドウ内の商品が完璧に見えるように、そして不快な反射を避けるために、店先のガラスにお選びいただくことが多いです。
また、ドイツのスーパーチェーン店をはじめ、陳列された商品がよく見えるように、冷凍庫、冷蔵庫のドアに用いられています。
※groglassの社名は植物を成長させる(glow)ガラス(glass)という意味で名づけられたそうです
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groglass社の「artglass AR」または「artglass AR clear」「artglass AR Low-E」を使用している場所として
■その他で低反射ガラス(GG)を使用
その他でGGを使用
ディスプレイやテレビの最新モデルに使用されています。
反射防止効果により、スクリーンの干渉なく高品質な画像や映像を映し出すことが出来ます。
また、農作物や植物園などのガラス温室用のガラスでも選ばれています。
光の反射が少ないため、温室内の植物により光が届き、温度も保たれて成長や収穫率UPの期待が高まります。
※groglassの社名は植物を成長させる(glow)ガラス(glass)という意味で名づけられたそうです
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■光学的性能値
光学的性能値
品種 | 基板仕様 | 光学的性能 | |
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可視光反射率 | 可視光透過率 | ||
GG AR3(両面) | 高透過ガラス | 1.0% | 98% |
GG AR5(両面) | |||
GG AR8(両面) | |||
GG AR3(片面)+GG AR3(片面) | 高透過ガラス | 1.0% | 98% |
※ご注意※
- ・低反射ガラス(GG)は「見えにくいガラス」ですので、人がガラスにぶつからないような措置をとって
ご使用ください -
・低反射ガラス(GG)はまぶしさ防止にはなりません
太陽光や照明などの光源は反射して見えますので、光源の位置関係も考慮してご設計をお願いします - ・多層コーティングによる干渉を利用し、反射を抑えていますので、反射には色調が現れます
色調及び反射率は、見る角度や部屋の明るさによって異なり、まぶしく感じる場合や実際の色と異なる
場合があります
形状について
形状について
四角形を基本として、円形・楕円形・小判型・八角形等々もカット可能です
型紙や図面等があれば、それを基にカット加工する事もできます
●角落とし加工(かどおとしかこう)
四角形の場合、その4隅は通常1mm~2mm程度角を落とします
この加工によって角も触っただけで手が切れたりするようなことは100%ありません
R加工等、特に指定がない場合は角落とし加工となります
角落とし加工は無料です
●角R加工(かどアールかこう)
テーブルの4隅が丸くなっている場合、その大きさに合わせてR加工が必用です
テーブルトップでガラスの角が出るような場合も角R加工をお勧めしています
寸法図のR:半径(mm)を採寸して下さい
※最小5mmR~となり、5mmR以下の場合は角落とし加工となります
≪Rサイズにつきましては、下記PDFファイルをA4で印刷して合わせてみて下さい≫
●角C(斜め45度)加工(かどシーかこう)
テーブルの4隅が斜め45度にカットされている場合、その大きさに合わせてガラスをカットします
寸法図のC(mm)を採寸して下さい
※最小3mmC~となり、3mmC以下の場合は角落とし加工となります
≪採寸が難しい場合は型を送っていただければ型を基に製作可能です≫
注)幅広面取り+R加工・C加工をご希望の方はご確認ください
ガラスサイズについて
ガラスサイズについて
特殊カット・穴あけについて
特殊カット・穴あけについて
●切り欠き加工(きりかきかこう)
●切り欠き加工の場合
図Aのように切り欠き部分の内側の隅は丸くなります
(目安:厚みの2倍程度:厚み5mmの場合10mmR)
また、ガラスが割れやすくなりますので強化ガラスをお勧めしています
切り欠きのサイズによっては製作できない場合もあります
お見積り及びお問い合せの際には図で教えて頂きますようお願いします
●穴あけ加工(あなあけかこう)
●穴あけ加工の場合
穴の大きさは強化ガラスの場合、最低でも厚み以上の径が必要になります
穴の位置につきましても端の方にある場合、加工できない可能性もあります
お見積り及びお問い合せの際には図で教えて頂きますようお願いします
切断面処理方法について
切断面処理方法について
切りっぱなし
切りっぱなしとなります
お取り扱いにはご注意ください
【枠に入る場合】
この状態ではガラスの切断面に触れても手を切ることはありませんが、切断面は荒く白っぽく見えます
(いとめんみがき)
切断面処理加工の中で最も安価で一般的な処理方法です
切断面は1.5mm~2mmほど面取りし、綺麗な処理になります