円形のテーブルの上に置くガラスをオーダーする方法

当社コダマガラスで人気のある「円形ダイニングテーブルやデスクの上に置くガラス天板」をオーダーする方法をまとめました。
- 円形はどうやって測れば確実?
- ガラスの種類は選べるの?
- ガラスの厚みを選ぶ基準は?
など、テーブル用のガラス天板をご検討中の方にわかりやすい内容にしました。
また安全性やガラスの強度や価格面から、コダマガラスが考えるオススメもまとめています。
お客様からいただいた写真も掲載していますので、参考していただけると幸いです。
円形テーブル天板のサイズの確認方法
円形のテーブル天板サイズの測り方とガラスサイズの決め方を確認します。
円形のガラス天板をオーダーする際、ガラスサイズは直径をmm単位で指定してください。
一般的なメジャー(スケール・コンベックス)を使った直径の測り方について
スケールを引っ掛けて、おおよそ中心を通った反対側へ引っ張る
引っ掛けた○の部分を固定したまま
左右に動かし一番大きくなるサイズを確認する
一番大きくなるサイズが直径です。念のため別の位置でも同じサイズになるか確認してください
メジャーの先端が引っ掛けられない場合は100mm(10cm)を端に固定して測ってください。
100mmの部分から測ったので、最後に-100mmしましょう!
天板ガラスのサイズの決め方
テーブルの断面は、主に3タイプあります。
- 断面がほぼ直角タイプ
- 断面が丸くなっているタイプ
- 段差がついているタイプ
(1)テーブルの断面が直角(ほぼ直角)の場合
テーブル断面が直角(ほぼ直角)でしたら、テーブル天板と同じサイズで指定してください。
使用上・強度上に問題はなく、見栄えも良いです。
テーブル天板と設計寸法が違う場合(数mm単位)がありますので、新規でテーブルをご購入されるお客様は実寸を採寸するか、事前にメーカーなどへ mm単位でサイズを確認するようにしてください。
※ガラス寸法誤差は±1.0mm程度です。
(2)テーブルの断面が丸くなっている場合
テーブル天板が丸くなっている場合は、ガラスと天板が密着する部分のサイズでご使用いただくことをおすすめしています。
採寸にあたっては、大きくなるより小さくなった方がより安全にご使用いただけます。少し小さめ(-1mmから2mm程度)にされた方がより確実です。
(3)テーブルの断面に段差がある場合
テーブルの縁に段差がある場合も、ガラスと天板が密着する部分のサイズでご使用いただくことをおすすめしています。
採寸にあたっては、大きくなるより小さくなった方がより安全にご使用いただけます。少し小さめ(-1mmから2mm程度)にされた方がより確実です。
ガラスの種類や厚みについて
テーブルの上に置くガラス天板には、
「強化フロートガラス 厚み5mm or 6mm」をおすすめしています。
ガラスの種類について
ガラスの種類は強化フロートガラスをおすすめしています。

強化フロートガラスは、フロートガラスと比べて強度的に3~5倍程度強く熱にも強いので、熱いお湯をこぼした程度では割れることはありません。
※熱い鍋等を直接置くのは不可です(厚めの鍋敷き等をご利用ください)
カセットコンロ・ホットプレート等は特に問題ありません
【その他使用できるガラス】
フロートガラス特有の緑色の成分を少なくした「高透過ガラス」や「スモークガラス(熱線吸収ガラス)」などの色付きのガラスもあります。(強化加工が可能です)
ガラスの厚みについて
「厚み5mm or 6mm」をおすすめしています。
ガラスがダイニングテーブルの上に全体的に乗るように設置する場合、強度的には厚み5mm・6mmで問題ありません。
基本的に厚み5mmで良いのですが、長さが1800mmを超えるような場合は、両端を持って持ち上げますとガラスがかなりたわみます。
サイズが大きい(1800mmを超える)場合、厚み6mmをおすすめしています。
動画にて1800mmのガラスのたわみについて実験しています。ぜひ参考にしてください。
Q. 厚みをもっと厚くしたいのですが、問題ありませんか?
A. 厚みが厚いほど高級感があり強度面でも強くなります。
厚みが厚いほどガラスの高級感が増しますので、厚み8mm・10mmにしたいというお客様もおられます。
部分的に乗るように設置する場合であれば、強度的にも厚みが必要です。
しかしダイニングテーブルの上に全体的に乗るように設置する場合には、コスト面や重量的な面から考えても「厚み 5mm~6mm」が最適と考えます。
厚み | ㎡当たり | 参考重量 Φ1000mm(100cm) |
---|---|---|
5mm | 12.5kg | 9.8kg |
6mm | 15kg | 11.8kg |
8mm | 20kg | 15.7kg |
10mm | 25kg | 19.6kg |
納期について
強化フロートガラスの場合、ご注文確定後「8〜10日前後」に発送となります。
※繁忙期には、14日程度お時間をいただく場合もございます。ご了承くださいませ。
ガラスはご注文確定後に、カット・加工します。
可能な限り早くにお届けできるように努めますが、おおむね下記表の製作期間を頂いております。
ガラス種類 | 日数 |
---|---|
強化フロートガラス | 8〜10日 |
強化高透過ガラス | |
強化スモークガラス | |
強化フロストガラス | |
ブラックガラス(セラシルエ強化) | 20〜25日 |
また製作中の不良等により、追加でお時間をいただくこともあります。その際はご了承くださいませ。
納期につきましては、お見積時、ご注文確定時にご連絡いたします。
また強化ガラス、ブラックガラス(セラシルエ強化)につきましては、製作完了予定日が確定した時点で再度ご連絡いたします。
ガラスの切断面について
切断面処理は、「全周糸面磨き(ぜんしゅういとめんみがき)」をおすすめしています。
全周糸面磨きについて
ダイニングテーブルの天板と同じサイズのガラスを設置する場合は、全周糸面磨きが良いです。※最低限安全できれい

触っただけで手が切れたりするような事はありません。
小さいお子様がおられるご家庭でも、安心してご使用いただけます。こすったり、舐めたりしても安全です。
その他の処理方法について
幅広面磨き

面取りの幅のサイズはmm単位で指定も可能ですが、当店では3mm、5mm、10mm、15mm、20mm、25mm、30mmを用意しています。
面取りの幅が広くなるとガラス切断面の厚みが薄くなりますので、厚み5mmの場合は15mmまで、厚み6mmの場合は20mmまでとさせていただきます
注)幅広面取り+R加工・C加工をご希望の方は、下記動画をご確認ください
円形ガラステーブルのお客様事例集
円形テーブル用のグレー色の強化ガラスを設置された東京都文京区S様
【ガラス種類】GTP5:強化スモークガラス(グレー)
【ガラスサイズ】Φ1120
【切断面処理】全周糸面磨き
※強化スモークガラス(熱線吸収ガラス)グレーの設置例です。
落とし込みの円形テーブル用の強化フロートガラスを設置された愛知県名古屋市Y様
【ガラス種類】TP6:強化フロートガラス
【ガラスサイズ】Φ697mm
【切断面処理】全周糸面磨き
※テーブル部分にガラスを落とし込むタイプの設置例です。
円形のテーブルの上に幅広面磨き強化ガラスを設置された東京都杉並区のお客様
【ガラス種類】TP6:強化フロートガラス/6mm
【ガラスサイズ】Φ1100mm
【切断面処理】全周15mm面磨き
※15mm幅広面磨き加工をされたガラスの設置例です。
円形テーブル用の強化フロートガラス天板を設置された大阪府交野市S様
【ガラス種類】TP5:強化フロートガラス/5㎜
【ガラスサイズ】Φ1049mm
【切断面処理】全周糸面磨き
【枚数】1枚
円形テーブルに強化ガラスを設置された大阪府大阪市K様
【ガラス種類】TP8:強化フロートガラス/8㎜
【ガラスサイズ】Φ1180mm
【切断面処理】全周糸面磨き
※テーブルから少し出るようなサイズをご希望のため、8mmの強化ガラスをご注文いただきました。
円形テーブルに置くガラスのお見積りについて
円形テーブルに置くガラスのサイズ、種類、厚み、切断面について解説しました。
下記商品ページよりお見積りが可能ですので、ぜひご検討くださいませ。
その他ご不明点がございましたら、下記よりコダマガラスへご連絡くださいませ。
お待ちしております。円形のテーブルの上に置くガラスをオーダーする方法