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低反射ガラスとは|一般的なガラスと異なる3つの特徴と主な用途

「低反射ガラスってどんなガラス?」「主な用途を教えてほしい」などの疑問をお持ちではないでしょうか。 一般的に知られているガラスではないため、イメージしにくいですよね。 低反射ガラスは、店舗のショーケース、美術館の展示ケースなどに多く用いられているガラスです。

 

ガラスの向こう側をクリアに見せたいときに適しているガラスといえます。 ここでは、低反射ガラスの概要を解説するとともに、特徴や主な用途を紹介します 低反射ガラスについて理解を深めたい方は参考にしてください!

低反射ガラスとは

一般的な板ガラス(フロートガラス)の両面(もしくは片面)に、特殊な膜をコーティングして、表面反射を抑えたガラスです。

反射を抑えることで、ガラスへの映り込みが少なくなります。

 

ガラスの向こう側にあるものを見やすくなる点が魅力です。

したがって、店舗のショーケースや美術館の展示ケースなどに多く用いられています。

 

低反射ガラスとよく似た名前のガラスとして無反射ガラス(シルクサイト)があげられます。

無反射ガラスは、化学処理によりガラスの表面に凹凸をつけたガラスです。

光を拡散させて反射を抑えます。

 

主な特徴は、対象物に密着させると透明に見える、対象物から離すと曇って見えること。

両者の特徴は異なるため、誤解しないようにしてくださいね。

低反射ガラスの反射率はどのくらいの数値?

反射率とは、光が物体の表面でどれだけ反射するかを示す値です。

一般的な板ガラス(フロートガラス)の反射率は約8%程度と考えられています。

数値だけを見ると低いように感じますが、環境によっては映り込みによってガラスの向こう側が見えなくなることがあります。

 

たとえば、日中に室外から室内をのぞいたとき(外の景色がガラスに映り込んで室内が見えない)、夜間に室内から室外を眺めたとき(室内の光がガラスに反射して外が見えない)をイメージすると理解できますよね。

 

低反射ガラスの反射率は0.2%~1.0%程度 です。

表面の反射率が0.4%、裏面の反射率が0.4%であれば、達した光の0.8%しか反射しません。

光の反射を大きく抑えられるガラスといえそうですね。

低反射ガラスの反射率が低い理由

現在では、さまざまなガラスメーカーが低反射ガラスを扱っています。

コダマガラスが扱っている「クリアサイトⅡ」や「低反射ガラス(GG)」 もその一つです。

製造方法は製品により異なりますが、基本的にはガラスの表面に特殊な多層コーティングを施して反射率を抑えています。

クリアな視界を実現する非常に魅力的なガラスなのです。

 

ただし、多層コーティングを行っているため、強化ガラスにすることは原則としてできません。

耐衝撃性を重視したい場合は注意が必要です。

 

一方で、合わせガラスにすることはできます。

たとえば、中間膜を挟んで耐貫通性を高めているものもあります。

使用環境にあわせて、柔軟に活用できますよ。

 

関連記事:合わせガラスのメリット・デメリットと複層ガラスとの違いについて

低反射ガラスの特徴

低反射ガラスの主な特徴は以下の通りです。

 

【特徴】

  • 映り込みを減らす
  • 明瞭な視認性
  • 加工性と耐久性

 

ここからは、これらの特徴について解説します。

特徴①映り込みを減らす

低反射ガラスは、ガラスの映り込みを軽減します。

映り込みは、光がガラスの表面、裏面で反射して、周囲の人や物が映る現象です。

具体的には、室内の窓に家具が映る、ショーウィンドウに通行中のバスが映るなどが考えられます。

 

いずれのケースでも、ガラスの向こう側を見にくくなる点がポイントです。

映り込みは、光の反射を抑えると減らせます。

低反射ガラスは、ガラスの表面に多層コーティングを施して、光を反射しにくくしたガラスです。

したがって、映り込みを減らしてクリアな視界を実現できます。

特徴②明瞭な視認性

視認性の高さも低反射ガラスの特徴です。

光の反射を抑えて映り込みを減らせるため、ガラスの向こう側を鮮明に見せることができます。

 

商業施設のショーウィンドウを見たときに、ガラスがないように感じたことはありませんか。

このようなショーウィンドウの多くは、低反射ガラスを採用しています。

このガラスを用いると、目の前のものと直接対峙しているような表現を行えます。

大きな可能性を秘めたガラスですよ。

特徴③加工性と耐久性

低反射ガラスは、加工性にも優れています。

強化加工は原則として行えませんが、カット、穴あけなどは大きな制約を受けずに行うことができますよ。

 

たとえば、角切り抜きを行うことも可能です。

したがって、使用環境や内装デザインなどにあわせて柔軟に活用できます。

 

また、一定の耐久性も備えています。

低反射ガラスの中には、耐久性の高いコーティングを施して、屋外で使用しても低反射効果を維持できるようにしているものがあります。

適切な製品を選択すれば、外装用として使用することも可能です。

 

関連記事:強化ガラスと耐熱ガラスの特徴とそれぞれの適した用途について

低反射ガラスの用途

低反射ガラスの主な用途は以下の3つです。

 

【主な用途】

  • 店舗のショーケース
  • 店舗のディスプレイ
  • 美術館や博物館の展示ケース

 

具体的に、どのような活用方法を考えられるのでしょうか。

店舗のショーケース

定番の用途としてあげられるのが、店舗のショーケースやディスプレイケースです。

ジュエリー、時計、バッグなどの展示に多く活用されています。

 

採用の主な理由は、商品を細部までクリアに見せて魅力を伝えるためです。

目の前に豪華な宝石や美しいバッグがあると思わず手に取ってみたくなりますよね。

ガラスの存在を感じさせない点は、このガラスの強みです。

 

また、低反射ガラスは、店舗のショーウィンドウにも用いられています。

店内の様子を外から把握しやすくなるため、入店のハードルを下げられる可能性があります。

ディスプレイ

電子機器のディスプレイや車載ディスプレイなどに活用するケースも増えています。

反射を抑えて画面を見やすくできるためです。

屋外でも電子機器を操作しやすくなる、自動車運転の安全性を高められるなどの効果を期待できます。

 

同様に、デジタルサイネージに用いられることもあります。

条件が悪い環境に設置しても、映り込みを減らせるためです。

環境を問わず、画像や映像を鮮明に見せられます。

美術館や博物館の展示ケース

低反射ガラスは、美術館や博物館の展示ケースでも用いられています。

一例としてあげられるのが東京国立博物館です。

 

具体的には、東洋館などで用いられています。

美術館や博物館の展示ケースにこのガラスを採用すると、蛍光灯などの映り込みを減らせるため、ストレスなく展示物を鑑賞できるようになります。

対象物に密着した状態で使用できる点もポイントです。

 

絵画や写真などに使用する額縁用のガラスとして活用することも検討できますよ。

美術館や博物館の満足度を高められる可能性があるガラスです。

 

出典:東京国立博物館「東洋館リニューアルオープン」

低反射ガラスを使うか悩んだときは?

一般的なガラスと低反射ガラスの反射率は大きく異なります。

前者の反射率は4%程度、後者の反射率は0.2%~1.0%程度です。

 

映り込みを大幅に軽減できるため、展示している商品を魅力的に見せたい場合などは、多少のコストがかかっても低反射ガラスがおすすめですよ。

ただのガラスと思われがちですが、売上や顧客満足度を高められる可能性があります。

 

低反射ガラスと間違えやすいガラスとして無反射ガラスがあげられます。

無反射ガラスは、表面の凹凸で光を拡散させて反射を抑えるガラスです。

名前は似ていますが、両者の特徴は異なります。

 

低反射ガラスはガラス越しのものをクリアに見せたいとき、無反射ガラスは対象物に密着させて反射を抑えたいときに適しています。

特徴を理解できない場合や選択に迷う場合は、コダマガラスにご相談ください。

低反射ガラスはショーケースや展示ケースにおすすめのガラス

ここでは、低反射ガラスについて解説しました。

低反射ガラスは、特殊なコーティングで表面反射を抑えているガラスです。

 

ガラスへの映り込みを減らせるため、ガラスの向こう側をクリアに表現できます。

ショーケースや展示ケースに納めている商品、作品をより魅力的に見せられますよ。

耐久性や加工性に優れる点もポイントです。

 

アイデア次第で、さまざまな用途、目的に活用できます。

ガラスの向こう側を美しく見せたい方は、低反射ガラスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

オーダーサイズカット・加工に対応しているコダマガラスまでお気軽にお問い合わせください。