透明石英ガラスのオーダーについて
耐熱温度:1000℃
石英ガラスとは、金属等の不純物の量が少なくほぼ石英(SiO2)のみからなるガラスです
軟化点が約1700度と高く耐熱温度も1000度まで使用ができ、可視光だけでなく赤外線や紫外線に対する透過性が高く、優れた耐薬品性をもつ特徴があります
当社では東ソー社の溶融石英、合成石英を取り扱いしています
厚み:3,5,6,8,10mmがあります ※その他の厚みは別途ご相談ください
使用用途
光学機器、半導体や液晶の製造プロセス用途、理化学製品、溶鉱炉・焼却炉などさまざまな分野で使用されています
納期(製作期間)について
納期(製作期間)について
ガラスはオーダーでの製作にて、ご注文確定後にカット・加工します
可能な限り早くにお届け出来るように努めますが、概ね下記製作期間をいただきますようお願いします
【 通常納期(製作期間):約14日間 】
仕様によっては、かなり納期がかかる場合もあります
納期につきましては、お見積時・ご注文時にご連絡させていただきます
また製作中の不良等により、当初ご連絡よりもう少しお時間をいただくこともありますがその際はご了承ください
切断面処理方法 | 特殊カット・穴あけ | 強化加工 | フィルム貼り |
---|---|---|---|
○ | ○ | × | × |
○ 可 × 不可 △ お問い合わせください
形状について
形状について
四角形を基本として、円形・楕円形・小判型・八角形等々もカット可能です
型紙や図面等があれば、それを基にカット加工する事もできます
●角落とし加工(かどおとしかこう)
四角形の場合、その4隅は通常1mm~2mm程度角を落とします
この加工によって角も触っただけで手が切れたりするようなことは100%ありません
R加工等、特に指定がない場合は角落とし加工となります
角落とし加工は無料です
●角R加工(かどアールかこう)
テーブルの4隅が丸くなっている場合、その大きさに合わせてR加工が必用です
テーブルトップでガラスの角が出るような場合も角R加工をお勧めしています
寸法図のR:半径(mm)を採寸して下さい
※最小5mmR~となり、5mmR以下の場合は角落とし加工となります
≪Rサイズにつきましては、下記PDFファイルをA4で印刷して合わせてみて下さい≫
●角C(斜め45度)加工(かどシーかこう)
テーブルの4隅が斜め45度にカットされている場合、その大きさに合わせてガラスをカットします
寸法図のC(mm)を採寸して下さい
※最小3mmC~となり、3mmC以下の場合は角落とし加工となります
≪採寸が難しい場合は型を送っていただければ型を基に製作可能です≫
注)幅広面取り+R加工・C加工をご希望の方はご確認ください
ガラスサイズについて
ガラスサイズについて
ガラスの厚みによって最大寸法が異なります
厚み | 公 差 | 最大寸法(mm) |
---|---|---|
3.0mm | +/-0.2mm | 300mm×300mm |
5.0mm | +/-0.2mm | 600mm×600mm |
6.0mm | +/-0.2mm | 300mm×300mm |
8.0mm | +/-0.2mm | 600mm×600mm |
10.0mm | +/-0.2mm | 600mm×600mm |
特殊カット・穴あけについて
特殊カット・穴あけについて
●切り欠き加工(きりかきかこう)
●切り欠き加工の場合
図Aのように切り欠き部分の内側の隅は丸くなります
(目安:厚みの2倍程度:厚み5mmの場合10mmR)
また、ガラスが割れやすくなりますので強化ガラスをお勧めしています
切り欠きのサイズによっては製作できない場合もあります
お見積り及びお問い合せの際には図で教えて頂きますようお願いします
●穴あけ加工(あなあけかこう)
●穴あけ加工の場合
穴の大きさは強化ガラスの場合、最低でも厚み以上の径が必要になります
穴の位置につきましても端の方にある場合、加工できない可能性もあります
お見積り及びお問い合せの際には図で教えて頂きますようお願いします
切断面処理方法について
切断面処理方法について
切りっぱなし
切りっぱなしとなります
お取り扱いにはご注意ください
【枠に入る場合】
この状態ではガラスの切断面に触れても手を切ることはありませんが、切断面は荒く白っぽく見えます
(いとめんみがき)
切断面処理加工の中で最も安価で一般的な処理方法です
切断面は1.5mm~2mmほど面取りし、綺麗な処理になります