ブースバーのオーダー方法
ブースバーとは
ブースバーとは
ブースバーとは、別名「間仕切りバー」「スクリーンポール」とも呼ばれる、ガラスパーテーションやガラス間仕切りのガラスを支える金属製のポールです。
飲食店でよく見かける客席の間仕切りや、キッチンカウンターのオイルガードにも、お選びいただいております。
コダマガラスでは、ポールのみぞ方向を組み合わせることで様々な向きで空間を仕切ることができる「SCポール」をご紹介しております。
ガラスパーテーション作りに最適なSCポールは、上部パーツ、本体パーツ、下部パーツとを組み合わせて様々な場所でお使いいただけます。
設置場所の芯~芯のサイズとSCポールのカラーや上部パーツ、ガラスの仕様や加工、設置方法などをお選びいただきましたら、適した金具とガラスの寸法を弊社で計算し、ご提案いたします。
ガラスも5mm、6mm、8mmの一般的なフロートガラスから、高透過ガラス、スモークガラス(グレー・ブロンズ・グリーン)、すり調ガラス(フロストガラス)等はもちろん、熱にも強く割れにくい強化ガラスや、透明ガラスに柄の入ったデザインガラスなど、多種数の中からお選びいただけます。
フィルム加工やデザイン擦りなどガラス加工にも対応しています。
色や形状にバリエーションがあり、オリジナリティの高いデザイン空間が演出のできるブースバーが作成できますので、ホテルのラウンジやホール、大型のイベント会場など高級感のあるガラスパーテーションとしての内装材にもおすすめです。
※ブースバーは内装用となりますので、屋外ではご使用いただけません。
Step.1 ブースバーの設置方法を決める
Step.1 設置方法を決める
1. 柱の取付金具を選ぶ(設置別で全3種類)
1. 柱の取付金具を選ぶ
2.設置パターンを選ぶ
2.設置パターンを選ぶ
3.ガラスの固定方法を決める
3.ガラスの固定方法を決める
《ワンポイントアドバイス》
弊社でご注文いただいた場合は、安全性を考慮しガラスにチャンネルの取り付けを推奨しております。
端部を保護することで、ガラスのヒビや欠けを防ぎます。
チャンネルを設置するにはシリコンコーキングが必要です。
※コーキングが難しい方はビートで簡単取付も可能です。
シリコンコーキングで固定する設置は、しっかり取付できて安全というだけでなく、ガラスの破損止めにもなるため、長くお使いいただけます。 また、設置の時にチャンネル内にセッティングブロックやPPバンドで使って高さの微調整がしやすく、仕上がりが美しいため、プロの施工ではこちらの方法で設置することが多いです。
ビートを使って取り付けるとき、ガラスの高さが足りない場合は、ポールの上部を合わせて、下でクリアランスをとっていただけば美しい仕上がりになります。
A.安全でしっかり!チャンネルを使ってシリコンコーキングで設置する場合
A.チャンネル+コーキングで設置
チャンネルをご注文いただく際は、「品名」をご指定ください。
チャンネルを選ぶ
ガラス厚み | 品名とサイズ | 仕上げ | チャンネルとポールの関係 |
---|---|---|---|
5mm | C-56 |
チャンネルがポールの溝に5mm入る |
|
6mm | C-71 |
チャンネルがポールの溝に入らない |
|
8mm | C-10 |
チャンネルがポールの溝に入らない |
高さのあるチャンネル「ハカマタイプ」もあります
5.6mmガラス用の「C-56」「C-71」と8mmガラス用「C-10」のほかにも、ハカマタイプ「C-830」もございます。
ご希望の方はお問合せください。
下部パーツ「丸座」をお選びの方はご確認ください
コーキング部材も同時購入いただけます
B.誰でも簡単に取り付け!ビートを使って設置する場合
B.簡単!ビートで設置
ビートで取り付ける方法をお選びの際は、「ビートで取り付け」とご明記ください。
ポールのみぞとガラスの間にビートを押し込むだけで、簡単に装着が可能な「ビニールビート」を使えば、どなたでもブースバーを取り付けいただけます!
ガラス厚み | 調節の目安 | |
---|---|---|
5mm | 2列のまま左右に各1本 |
|
6mm | 2列と1列を左右に1本ずつ |
|
8mm | 一方に1列を一本、もしくは 左右に1列を1本ずつ |
ビニールビートを取り付ける方法を動画で見る
Step.2 ブースバーのデザインを決める
Step.2 バーのデザインを決める
1. 本体カラーを選ぶ(全3色)
1. 本体カラーを選ぶ
2. 上部パーツを選ぶ(全6種類)
2. 上部パーツを選ぶ
SCポールの印象を左右する上部パーツの形状は6種類。
※キリコミ平頭をお選びいただいた場合のみ、ポールの高さを超えたガラス仕切りを作成できます。
3. 本体パーツの高さを決める
3. 本体パーツの高さを決める
Step.3 ブースバーに使うガラスを決める
Step.3 ガラスを決める
1.ガラスの種類を決める
1.ガラスの種類を決める
ガラスの種類は、価格も安価で一般的なフロートガラスをはじめ、スモークガラス(グレー・ブロンズ)や、高透過ガラス、すりガラス調のフロストガラス、及び厚み4mmのデザインガラスを使用することもできます。
フロートガラス以外もお選びいただけます
厚みを決める
SCポールは、ガラスの厚み5mm用、6mm用、8mm用となります。
4mmのデザインガラスもご使用いただけます。
※ただしデザインガラスご使用の場合はビートは使用できません。
シリコンでコーキング固定をお願いします。
2.ガラスのサイズを決める
2.ガラスのサイズを決める
ガラスの幅サイズについて
幅サイズについて
ガラスの幅サイズについては、お選びのガラスの最小寸法から最大寸法までとなりますが、チャンネルを使用しない場合は1,000mm(1m)程度、それ以上長くしたい場合は間にポールを入れる設置方法(ロング型)がおすすめです。
幅サイズのご指定については、ポールの芯~芯まで(芯々サイズ)でお願いします。
■ガラス幅サイズの計算方法について
ガラスの幅サイズについては、ポールの下部パーツタイプにより計算方法が異なります。
ポールの芯~芯まで(芯々サイズ)より下記クリアランスを引いて算出してください。
丸座タイプ | インロータイプ | ボルトタイプ | |
---|---|---|---|
クリアランス | -22mm | ‐20mm | ‐20mm |
ガラスの高さサイズについて
高さサイズについて
高さサイズとは
ガラスの高さサイズについては、最低でも本体の高さサイズに合わせたサイズがおすすめです。
※キリコミ平頭をお選びの場合は、本体の高さサイズより高めにしてください。
最高は2000mm(2m)まで対応できます。
ガラスの高さサイズは、チャンネルを使わない場合は約3mm、チャンネルを使用する場合は約2mm、クリアランスとしてマイナスしてください。
※下部パーツの厚みによりクリアランスが異なりますので下記図表をご参照ください。
■チャンネルを使わない場合の下部パーツ厚みとクリアランスの関係
チャンネルを使わない場合
■チャンネルをご使用の場合の下部パーツ厚みとクリアランスの関係
チャンネルをご使用の場合
3.ガラスの切断面を決める
3.ガラスの切断面を決める
切断面処理方法については、チャンネルを使用する場合は一か所、チャンネルを使用しない場合は上下2か所を糸面磨き(いとめんみがき)することをおすすめします。
どちらの設置方法でも金具に隠れる部分は手切れ防止処理加工となります。
■キリコミ平頭タイプをお選びの方
上部をキリコミ平頭タイプをお選びの方は金具からガラスが見えますので、3か所を糸面磨きすることをおすすめします。
角を丸くしたり(R加工)カットしたり(C加工)することも可能です。
4.ガラスのその他加工
4.ガラスのその他加工
透明飛散防止フィルムをはじめ、各種フィルムを取り扱っていますので、使用用途に合わせてお選びください。
ご不明な場合は、用途や仕様に合わせてご提案もさせていただきます。
フィルム貼りについて
飛散防止フィルム | フロストシート貼 | ||
---|---|---|---|
無色透明の厚み50(μm)の飛散防止フィルムを貼ることにより、万が一の破損時もガラスの飛び散りを軽減します。 災害時などの危険なガラス片の飛び散りによる二次災害や事故を防ぎ、小さなお子様や高齢者の方がおられるご家族でも安心してご利用いただけます。 |
フロストガラスに近い手触りで、すりガラス調の装飾フィルムです。 メーカー品番に指定がない場合、中川ケミカルのC-16:サンドを使用します。 部分貼りや、デザイン貼りも可能です。 |
テレビ台やオーディオ周辺に設置される場合、スモークガラスやフロストガラスでも赤外線は透過するためリモコンは使用できます。 飛散防止フィルムやフロストシートを貼った場合、シートが紫外線を99%カットしますが、赤外線は透過するためシート貼でもリモコンは使用できます。
鏡や塗装したガラス等光を反射及び遮断するガラスの場合はリモコンが使用できないためご注意ください。
5.オリジナルデザインにも対応
ブースバー(SCポール)の納期について
納期について
ガラス及び金具は、オーダーでの製作で、ご注文確定後にカット・加工します。 可能な限り早くにお届け出来る様に努めますが、概ね下記の製作期間をいただきますようお願い致します。
また製作中の不良等により、もう少しお時間をいただくこともありますが、その際はご了承ください。 納期につきましては、お見積時、注文確定時にご連絡させていただきます。
ガラスの種類 | 納期 |
---|---|
フロートガラス:普通透明ガラス | 7日 ~ 14日 |
強化フロートガラス:普通透明強化ガラス | 14日 ~ 18日 |
その他ガラス | 7日 ~ 14日 |
その他加工 | ご相談ください |