低反射フィルム:ルクリア貼り加工致します
ショーケースやショーウィンドーのガラス、デジタルサイネージのカバーガラス等に最適なガラスの映り込みを軽減する反射防止フィルムです。
透明ガラスの可視光線反射率は8%に対しルクリアⅡを貼ると反射率は0.9%になります。
フィルムは両面に貼ることでその機能を得ることができます。
飛散防止やUVカット、及び帯電防止性能で静電気によるホコリの付着も軽減します。
メーカー品番に指定がない場合、室内ガラスはサンゲツのGF1401:ルクリアⅡ、野外に接するガラスの場合は室外側にGF1402:ルクリアⅡEX(室内側はGF1401:ルクリアⅡ)を使用します。(同等品となる場合もあります)
無色透明のフィルムで、厚みはルクリアⅡは76μm(マイクロメーター)、ルクリアⅡEXは78μmとなります。
納品時には、梱包及びガラスフィルム面にシールを貼っています。
開梱時にカッター等でひっかくとキズが入る可能性がありますので、ご注意ください。
各メーカーのガラスフィルムを貼った状態でお届けします
フィルムを貼った状態でお届け
リンテック・3M・サンゲツ・中川ケミカル等、フィルムのメーカー品番を指定していただけば、ガラスを貼った状態でお届けします。
部分貼りや、デザイン貼りも承っております。
ご希望の際は、別途メール等でイメージ図などと併せてご相談ください
低反射フィルムの特徴について
低反射フィルムの特徴
反射グレア(映り込み)に対して優れた軽減性能を発揮し、視認性を高めたい場所にオススメです。
また、飛散防止効果・UV(紫外線)カットに加え、帯電防止性能もあるため、静電気によるホコリの付着も減少させます。
■おすすめの場所
・美術館や博物館のショーケース
・眺望の良い展望台やレストラン
・テナントや路面店のショーウィンドウ
低反射フィルム「ルクリアⅡ」「ルクリアⅡEX」の仕様と効果
低反射フィルムの仕様と効果
【動画】反射防止フィルムでガラスの映り込み軽減
【動画】反射防止で映り込み軽減
装飾用シートのご注意とメンテナンス
装飾用シートの注意・メンテナンス
■素材選定上のご注意
- 映り込み軽減効果を得るには、ガラス両面への施工が必要となります。
- 光源が直接映り込む場合や反射の高いガラス(複層ガラス・熱線反射ガラス等)に施工した場合は効果が弱まります。
- アルミサッシ等、腐食が生じる金属板への貼付はご注意ください。錆の発生で剥れる場合があります。
- 窓ガラスにフィルムを貼ると、ガラスの温度が上昇し熱割れを生じる場合があります。
- 熱や湿度がこもりやすい環境でのご使用はお避けください。フィルムや粘着剤の劣化が促進され、本来の機能が損なわれます。
- フィルムをはがす際に、ガラスの種類によっては糊が残る場合があります。
- その他の素材・被着体については、お問い合わせください。
熱割れの生じる条件
熱割れの生じる条件
1)ガラスの種類 | フロート板ガラスは、3~12mm厚より16~19mm厚の方が熱割れしやすく、網入りガラス・線入りガラスは、フロート板ガラスより熱割れしやすい。 |
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2)影の形状 | ガラス面に部分的に影ができると熱割れしやすい。 |
3)窓ガラスの近くにある反射物 | カーテンやブラインド等の使用は、日射をガラス面に反射させたり熱がこもりやすくなり、熱割れの原因になる。 |
4)ガラスの大きさ | 面積が大きいほど熱割れしやすい。 |
5)ガラス施工品質 | 熱割れは、ガラスのエッジから始まるので、エッジの仕上げが雑だと熱割れしやすい。 |
6)その他の要因 | 窓の方位、建築地域、施工の種類(パテやシーリング材の違い)等 |
※ガラスメーカー3社が採用している熱割れ計算式にて、可能性の有無を検討することができます。
※当計算は、指定された条件に基づくもので、保証値ではありません。参考資料としてご利用ください。
■メンテナンス上のご注意
メンテナンス上のご注意
- フィルム施工後の養生期間中はフィルムが乾いておりませんので、手を触れないようにしてください。
- 清掃は、フィルム施工後、1ヶ月以上の期間を置いてください。
- フィルム表面に汚れを付着させたままにすると、フィルムの劣化が促進されます。
- フィルムの性能を維持するためには、定期的な清掃が必要です。
1)窓ガラス清掃用ゴムスキージや水を含んだ柔らかい布で軽く水洗いしてください。
乾拭きは避けてください。
スキージ本体の金属部分(特にエッジ部分やボルト)がフィルムに接触しないよう注意してください。
2)フィルムの表面は、必ず一方向に拭くようにしてください。(往復しないでください)
3)汚れがひどい場合は、中性洗剤(1~2%)を使用してください。
アンモニア系、塩素系、有機系洗剤は使用しないでください。
4)砂ぼこり、金属粉等が付着している場合は、事前に水や十分に水を含んだ柔らかい布等で洗い流してください。(無理にこするとフィルムを傷つけます)
5)フィルム面に継目があるときは、継目に沿って拭いてください。
6)フィルムをクリーニングする場合は、事前に水や十分に水を含んだ柔らかい布等で、付着したほこり等を洗い流し、上記の清掃を開始してください。 - フィルム表面に粘着テープやステッカー等を貼ったり、マジック等で書いたりしないでください。
- フィルムは有機材料でできているため、製品に寿命があります。
また、使用環境が過酷な場合には、寿命が短くなったり外観や性能の劣化が生じることがあります。
予測しかねる環境変化によっては、不具合が生じる場合があります。
目安として、通常の用法による使用の場合約3~5年程度です。
(但し耐用期間として保証するものではありません)
■廃棄上のご注意
廃棄上のご注意
1)焼却する場合 | 大気汚染防止法などに適合した処理方法に従ってください。 |
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2)埋立てする場合 | 廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び関係する法規に従って、 公認の廃棄物処理業者にて処理してください。 |