スライド丁番【GM100シリーズ】とガラスのオーダーについて
スライド丁番GM100シリーズとは、お店のショーケースやテレビ台、家具の扉等で使われているガラス扉専用の金物です。
当ページではお店のショーケースをはじめ、ニッチの開口部や棚にガラス扉を取り付けたい…という方へ、 後付けも可能なスライド丁番GM100シリーズの金物を使ったガラス扉の設置する方法についてご説明いたします。
スライド丁番GM100シリーズ
スライド丁番シリーズの金物を使ったガラス扉の設置する方法
1. 設置条件を確認する
1.設置条件を確認する
スライド丁番GM100シリーズのガラス扉は比較的小型タイプの什器や家具、開口部等に適しています。
ガラス厚みは4mm~6mmに適応していますが通常は5mmを使用します。
ガラス扉の最大寸法はW幅寸法=300mm、H高さ寸法金具が2ケの場合600mm、3ケの場合1200mm程度まで使用可能です。
扉はインセットタイプ、9mmかぶせタイプ、19mmかぶせタイプの3種類あり、什器の構造に合わせて扉のタイプを選ぶことができます。
※かぶせタイプで、W幅寸法500㎜までをご希望の場合は、G100シリーズをご使用ください。
■インセットタイプorかぶせタイプとは
■インセットorかぶせ
ガラス扉には「インセットタイプ」と「かぶせタイプ」があります。
インセットタイプはガラス扉が枠の内側に収まる仕様で、かぶせタイプはガラス扉が枠の前にかぶさる仕様です。
タイプや使い方によって、それぞれ使用する丁番や必要なオプションが違います。
以下、それぞれの仕様についてご説明いたします。
[インセットタイプ]
[かぶせタイプ]
■キャッチ付orキャッチなしとは
■キャッチ付orなし
2. 開閉方法と必要なオプションを確認する
2.開閉方法と必要なオプション
開閉方法はキャッチ付or無・インセットorかぶせの4タイプ。
機能開閉方法を選択し、必要な金具をご確認ください
■ワンポイントアドバイス
スライド丁番GM100シリーズ本体はキャッチ(ストッパー)機能の有りと無しタイプの仕様があり、キャッチ(ストッパー)機能の有無によって戸当りやマグネットキャッチ、カギ等のオプション金具が必要になります。
最もスタンダードなタイプは「インセット(キャッチ無)+プッシュラッチ」で開閉するBtypeで、ガラスにマグネバンを取付け、プッシュラッチ機能(押すと開く機能)のあるマグネットキャッチを枠に取り付けることで開け閉めする仕様です。
同じくインセット扉で、「インセット丁番(キャッチ付)+取手付マグネバン」で開閉するAtypeの場合は、丁番自体がしっかり止まるキャッチ機能がついているのでマグネットキャッチは戸当たりの役目として使用します。
Atypeの「取手付マグネバン」は穴あけ不要で、ガラス扉の好きなところに取り付けることが可能なので、インセット丁番ならキャッチ機能の有無関係なくお使いいただけます。
また、インセット型は鍵を設置することが可能で、「インセット丁番+鍵」で開閉するEtypeの場合、マグネバンやマグネットキャッチの代わりに鍵をつまんで開け閉めします。
かぶせ型の蝶番は、まずキャッチ無しの場合、ガラスにマグネバンを取付け、プッシュラッチ機能(押すと開く機能)のあるマグネットキャッチを枠に取り付けることで開け閉めする「かぶせ(キャッチ無)+プッシュラッチ」のDtypeと、キャッチ機能付の蝶番を使用する「かぶせ丁番(キャッチ付)+つまみ」で開閉するCtypeの2タイプあります。
①キャッチ(ストッパー)付スライド蝶番の場合(A.C)
①キャッチ(ストッパー)付
キャッチ(ストッパー)機能付きの場合、手を離すと扉が静止するため、開け閉めする際には撮みや取手を付ける必要があります。
インセットで使用する場合、戸当りがあった方が使い勝手は良いです。
既存の枠に戸当りが無い場合は、ガラスにマグネバンの機能を併せ持った取手を取り付けし、枠にマグネットキャッチを取り付けることで戸当りになります。
■A.キャッチ(ストッパー)付で「インセットタイプ」の時に必要な金具について
キャッチ付でインセットタイプ
●A.取手付マグネバンの場合
●A.取手付マグネバンの場合:①スライド蝶番、②取手付マグネバン、③マグネットキャッチが必要です。
・金具の種類:
丁番:インセットキャッチ有 GM100-C32/0
マウンティングプレート:100-04A-W-30 サチライトクロムめっき
正面プレート:GM100-006SLH 外カバー:シルバーヘアライン
取手付マグネバン:K-150CR クロムメッキ
マグネットキャッチ:MC0099WP 白
・開口寸法:W300xH500 片開き
・開口ヶ所:1ヶ所
・ガラス種類:強化フロートガラス厚み5mm
・蝶番の位置:おまかせ
・切断面処理:糸面磨き
・その他加工:飛散防止フィルム貼りを希望
●鍵付き
■C.キャッチ(ストッパー)付で「かぶせタイプ」の時に必要な金具について
キャッチ付でかぶせタイプ
かぶせで使用する場合、枠が戸当りになるため特に戸当りは無くても問題ありません。
吊元側で枠とガラスの間に隙間が2mmできるため戸先側にも枠にバンポン等を付けて隙間を作った方が綺麗に納まります。
●C.つまみで取付の場合:①スライド蝶番、②つまみが必要です。
・金具の種類:
丁番:19mmかぶせキャッチ有 GM100-C32/19
マウンティングプレート:100-04A-W-30 サチライトクロムめっき
正面プレート:GM100-006SLH 外カバー:シルバーヘアライン
つまみ:71349 クローム
・開口寸法:W300xH500 片開き
・開口ヶ所:1ヶ所
・ガラス種類:強化フロートガラス厚み5mm
・蝶番の位置:おまかせ
・切断面処理:糸面磨き
・その他加工:飛散防止フィルム貼りを希望
②『キャッチ(ストッパー)無』スライド蝶番の場合(B.D)
②キャッチ(ストッパー)なし
キャッチ機能(ストッパー)無しの場合、手を離すと自由にガラスが勝手に開いたり閉まったりします。 ガラスを閉めた状態で静止させるためガラスにマグネバンを取り付け、枠にマグネットキャッチを取り付けることで、閉めた状態で扉を静止させることができます。
また、プッシュラッチの機能を持つマグネットキャッチを使用することで、閉めた状態でガラスを静止させ、扉を軽く押すとバネの機能でガラスが開き、これにより撮みや取手が不要になります。
マグネバンにはインセット用とかぶせ用があります。
■B.キャッチ(ストッパー)無で「インセットタイプ」の時に必要な金具について
プッシュラッチの場合
●B.押して開けるプッシュラッチの場合:①スライド蝶番、②マグネバン、③プッシュラッチ機能付マグネットキャッチが必要です。
・金具の種類:
丁番:インセットキャッチなし GM100-32/0
マウンティングプレート:100-04A-W-30 サチライトクロムめっき
正面プレート:GM100-006SLH 外カバー:シルバーヘアライン
マグネバン:71212 ヘアライン
プッシュラッチ:ML-30SW 白
・開口寸法:W300xH500 片開き
・開口ヶ所:1ヶ所
・ガラス種類:強化フロートガラス厚み5mm
・蝶番の位置:おまかせ
・切断面処理:糸面磨き
・その他加工:飛散防止フィルム貼りを希望
●鍵付き
■D.キャッチ(ストッパー)無で「かぶせタイプ」の時に必要な金具について
キャッチなしでかぶせタイプ
かぶせで使用する場合、枠が戸当りになるため特に戸当りは無くても問題ありません。
吊元側で枠とガラスの間に隙間が2mmできるため戸先側にも枠にバンポン等を付けて隙間を作った方が綺麗に納まります。
●D.キャッチ無でかぶせタイプで取付の場合:①スライド蝶番、②マグネバンかぶせ用、③プッシュラッチが必要です。
・金具の種類:
丁番:9mmかぶせキャッチなし GM100-32/9
マウンティングプレート:100-04A-W-30 サチライトクロムめっき
正面プレート:GM100-006SLH 外カバー:シルバーヘアライン
マグネバンかぶせ用:71222 磨き(#400)
プッシュラッチ:71458 ブラック
・開口寸法:W300xH500 片開き
・開口ヶ所:1ヶ所
・ガラス種類:強化フロートガラス厚み5mm
・蝶番の位置:おまかせ
・切断面処理:糸面磨き
・その他加工:飛散防止フィルム貼りを希望
③カギで開け閉めする場合
③カギで開け閉めする場合
・インセットタイプのみ設置可能です。
ガラス扉にカギを取り付けする場合、撮みや取手等をつけて開け閉めすることもできますが、通常はカギを使って扉の開け閉めをします。
また、カギをかけることで閉めた状態でガラス扉を静止させることができるので、マグネバンやマグネットキャッチ等は必要ありません。
■必要な金具について
①スライド蝶番、②カギセット ③戸当たり受け座が必要です。
・金具の種類:
丁番:インセットキャッチなし GM100-32/0
マウンティングプレート:100-04A-W-30 サチライトクロムめっき
正面プレート:GM100-006SLH 外カバー:シルバーヘアライン
鍵:76980 右用(右吊元)YDロック クローム用
枠セット:76910 枠セット クローム
戸当たり受座:76908 戸当たり受座(右用)
・開口寸法:W300xH500 片開き
・開口ヶ所:1ヶ所
・ガラス種類:強化フロートガラス厚み5mm
・蝶番の位置:おまかせ
・切断面処理:糸面磨き
・その他加工:飛散防止フィルム貼りを希望
3. 金物の仕様・オプションを確認する
3.金物の仕様・オプション
蝶番、及びオプション金具の仕様をご確認ください
スライド蝶番について
スライド蝶番について
スライド丁番GM100シリーズの金具は『スライド丁番』本体と『マウンティングプレート(取付座金)』『正面プレート』を組合せて使用し、正面プレートの仕上げはシルバーヘアラインとスモークヘアラインとブラックがあります。
マウンティングプレート(取付座金)を枠にビス止めし、スライド丁番本体とセットするだけの構造なので簡単に取付することができます。
■スライド丁番の位置について
丁番の位置は概ね上下より70mm~100mm程度中心とします。
通常はガラス扉1枚に対し丁番2ケで使用しますがガラス扉の高さ寸法が600mmを超えるような場合は3つとして下さい。
丁番部分には下記の図のような加工を致します。ご注文の際にはあらかじめ丁番の取り付ける位置を図で指定していただきますようお願い致します。
[オプション]について
[オプション]つまみについて
■マグネバン
■マグネバン
マグネバンは鋼素材で仕上げはクロムめっきとブラックがあります。
ゴムパッキンと合わせて挟み込みだけの構造になっており、穴加工が必要なく簡単にセットすることができます。
商品 コード |
仕上 | ガラス 厚み |
価格 (税別) |
|
---|---|---|---|---|
K-110CR | クロムめっき | 5・6mm | 160 円 | |
K-110B | 黒 | 5・6mm | 160 円 |
■マグネバンの取り付け位置について
マグネバンは戸先の下端か上端に取り付けるのが一般的です。
足元に置くような家具の扉であれば上端に、上部に設置するガラス扉であれば下端に付けた方が開け閉めしやすいです。
取付は挟み込むだけの構造なのでどこにでも簡単に取り付けることは可能です。また、しっかりと固定する場合はコーキング等で接着して下さい。
■取手付マグネバン
■マグネバン
取手付マグネバンは仕上げがクロームめっきとブラック塗装の2色あります。
ゴムパッキンと合わせて挟み込みだけの構造になっており、穴加工が必要なく簡単にセットすることができます。
商品 コード |
仕上 | ガラス 厚み |
価格 (税別) |
|
---|---|---|---|---|
K-150CR | クロムめっき | 5・6mm | 230 円 | |
K-150B | 黒 | 5・6mm | 230 円 |
■マグネバンの取り付け位置について
マグネバンは戸先の下端か上端に取り付けるのが一般的です。
足元に置くような家具の扉であれば上端に、上部に設置するガラス扉であれば下端に付けた方が開け閉めしやすいです。
取付は挟み込むだけの構造なのでどこにでも簡単に取り付けることは可能です。また、しっかりと固定する場合はコーキング等で接着して下さい。
■マグネバンかぶせ用
■マグネバンかぶせ用
マグネバンかぶせ用はステンレス製で仕上げは磨き(#400)のみとなります。
ゴムパッキンと合わせて挟み込みだけの構造になっており、穴加工が必要なく簡単にセットすることができます。
商品 コード |
仕上 | ガラス 厚み |
価格 (税別) |
---|---|---|---|
71222 | 磨き(#400) | 5・6mm | 660 円 |
■マグネバンの取り付け位置について
マグネバンは戸先の下端か上端に取り付けるのが一般的です。
足元に置くような家具の扉であれば上端に、上部に設置するガラス扉であれば下端に付けた方が開け閉めしやすいです。
取付は挟み込むだけの構造なのでどこにでも簡単に取り付けることは可能です。また、しっかりと固定する場合はコーキング等で接着して下さい。
■つまみ
■つまみ
[オプション]キャッチについて
[オプション]キャッチについて
■マグネットキャッチ
■マグネットキャッチ
プッシュラッチ機能がついていないので撮みや取手が必要です。
枠側にビスで固定し、仕上り白色と黒色とグレーのタイプがあり枠の仕上げによって色が選べます。
商品コード | カラー | 価格(税別) | |
---|---|---|---|
MC0099WP | 白 | 190 円 | |
MC0099BP | 黒 | 190 円 | |
MC0099GP | グレー | 230 円 |
■プッシュラッチ
■プッシュラッチ
[オプション]鍵について
[オプション]鍵について
■カギ(+戸当たり受け座)
■カギ(+戸当たり受け座)
鍵と枠のセットは、鍵の左右用はカムが蝶番の方向に上がるように選択してください。
両開き(観音開き)用もあります。
取付ける際はガラスに穴加工が必要となります。
戸当たりがない場合は、別売りの「戸当たり付受座」が必須なのでご確認ください。
商品コード | 商品名 | 仕上 | 価格(税別) | |
---|---|---|---|---|
76980 | 右用(右吊元)YDロック | クローム | 3,720 円 | |
76975 | 左用(左吊元)YDロック | クローム | 3,720 円 |
G-3枠セット(カム付) | |||||
---|---|---|---|---|---|
商品コード | 商品名 | カム仕上 | 対応硝子厚 | 価格(税別) | |
76910 | 枠セット | クローム | 5~8mm用 | 1,320 円 | |
(別売)戸当たり受座 | |||||
76908 | 戸当たり受座(右) | – | 5・6mm用 | 660 円 | |
76909 | 戸当たり受座(左) | – | 5・6mm用 | 660 円 |
■カギの取り付け位置について
スライド蝶番シリーズで使用するカギはガラス端から25mmが標準となりますが、自由に設定することはできます。
4. ガラスの種類・仕様を確認する
4.ガラスの種類・仕様を確認する
ご希望のガラス種類や加工をお選びください
① ガラスの種類について
① ガラスの種類について
■ガラスおすすめ一覧
スライド丁番GM100シリーズでガラス扉として使用する場合、丁番部分に加工をするためガラス種類は強化ガラスが良いです。
頻繁に開け閉めするような場合や上部の棚に使用するような場合は安全対策として更に飛散防止フィルムを貼ることをお勧めしています。
ガラスの種類は価格も安価で一般的な強化フロートガラスをはじめ、強化スモークガラス(グレー・ブロンズ)や、強化高透過ガラス、片面すりガラス調の強化フロストガラスを使用することもできます。
■ガラスおすすめ一覧
強化フロートガラス
フロートガラスに強化加工を施したガラスです。
見た目は変わりませんが強度はフロートガラスの3~5倍あります。
※強化フロートガラスにもフロスト加工が可能です。
強化スモークガラス
通常のガラスの原料に金属を加えて着色したガラスです。
色はグレーとブロンズとグリーンの3色あります。
※強化スモークガラスにもフロスト加工が可能です。
強化フロスト(タペ)ガラス
強化フロートガラスの表面をサンドブラスト処理ですりガラス加工し、更に化学処理でなめらかな風合いに仕上げたガラスです。
強度はフロートガラスの3~5倍あります。
※フロスト(タペストリー)ガラスも強化加工が可能です。
強化高透過ガラス
フロートガラスに含まれる緑色の成分を少なくした、より透明度の高いガラスです。
※強化高透過ガラスにもフロスト加工が可能です。
■フィルムおすすめ一覧
■フィルムおすすめ一覧
飛散防止フィルム
無色透明の厚み50(μm)の飛散防止フィルムを貼ることにより、万が一の破損時もガラスの飛び散りを軽減します。
災害時などの危険なガラス片の飛び散りによる二次災害や事故を防ぎ、小さなお子様や高齢者の方がおられるご家族でも安心してご利用いただけます。
フロストシート貼
フロストガラスに近い手触りで、すりガラス調の装飾フィルムです。
メーカー品番に指定がない場合、中川ケミカルのC-16:サンドを使用します。
部分貼りや、デザイン貼りも可能です。
■ワンポイントアドバイス
② ガラスの厚みについて
② ガラスの厚みについて
③ 切断面処理方法について
③ 切断面処理方法について
④ 納期(製作期間)について
④ 納期(製作期間)について
5. 設置場所の寸法及びガラスサイズを確認する
5.設置場所の寸法及びサイズ確認
設置場所の開口寸法を採寸して下さい
インセットタイプの場合枠の内寸から-2mm~-3mmずつ(合計-4mm~-6mm)クリアランスを取ります。
9mmかぶせタイプの場合、枠の開口寸法から+9mmずつ(合計18mm)、19mmかぶせタイプの場合、枠の開口寸法から+19mmずつ(合計38mm)とすることが多いです。
吊元側は9mm又は19mmプラスとなりますが、戸先側及び上下のかぶせ寸法は枠の形状や厚みによってサイズを決めることができます。
また、開け閉めする際に吊元及び先端部分で若干干渉する部分ができるため、観音開きで使用する場合や扉を横並びで使用する場合は3mm~4mmクリアランスを取って下さい。
※かぶせタイプで、W幅寸法500㎜までをご希望の場合は、G100シリーズをご使用ください。
6. 金具の取付方法について
6.金具の取付方法について
①丁番の取り付け方法
1) マウンティングプレート(取付座金)を取り付ける。
1) マウンティングプレートの取付
・丁番の位置にマスキングテープを貼り、その上に穴芯をマークする。
・位置に合わせてマウンティングプレート(取付座金)を枠にビス止めする。
■マウンティングプレート(取付座金)の位置について
マウンティングプレートの取付位置はインセットとかぶせタイプで違います。
マウンティングプレートは3ケ所ビス止めします。
上記図の「A」の位置についてインセットの場合22mm(ガラス厚み5mm)で枠の前面とガラス全面が揃うようになります。
ガラスを3mm程度内側に設定する場合はA=25mmとし、正面プレートの前面と枠の前面を合わせる際はA=29mmでビス止めして下さい。
かぶせタイプの場合はA=12mmでビス止めして下さい。
2) 丁番本体をガラスにセットし、マウンティングプレートに取り付ける
2) 丁番本体を取り付ける
・丁番本体を加工している部分にセットしカバーを取り付ける。
・ガラスと丁番をマウンティングプレートにセットする。
■マウンティングプレート(取付座金)の位置調整について
かぶせ調節量は、かぶせ調節ねじを右に回すとかぶせ量が少なくなり、左に回すと多くなります。
※操作は本体固定ネジを緩めた状態で行います。
②オプション金具の取り付け方法
3)オプション部材を取り付ける
3)オプションを取り付ける
■マグネバンの取付方法
・ゴムパッキンと合わせて挟み込みます。
■つまみ付マグネバンの取付方法
・パッキンシートと合わせて挟み込みます。
■つまみの取付方法
■マグネットキャッチ
■キャッチ・ラッチを取り付ける
・ズレの可能性があるためセットしてから扉を閉めた状態で印します。
・丁番の位置で枠からガラスの手前までの寸法を確認します。
・奥行きは扉を閉めた状態+9mmがマグネットキャッチの先端になるように。
・左右の位置はマグネバンとセンター合わせでおすすめ。
・ビス止めする部分に印をして下穴をあけてビス止めする。