ガラス製の水槽のフタをオーダーする方法
・水槽のフタをガラスにしたい方
・水槽のフタにおすすめのガラス板を10秒で知りたい方
おすすめのガラスをずばりお伝えします!
水槽には、エサやりスペースの開口やろ過装置・エアレーション・サーモスタット・照明器具等、様々な器具を取り付けます。
水槽をはじめ器具を揃える事はできても、水槽のフタについては水槽サイズ、器具の組み合わせによてパイプやコードを通すための穴加工や切り欠き加工が必要で、既製品では見つける事は難しいです。
そんなお客様へ当ページでは、初めてガラスをオーダーする方にも分かり易いように…
・ガラスの種類は?
・ガラスのカット・加工は?
・切断面処理は? 等々…
水槽のフタに使用するガラスをオーダーする方法についてまとめました。
お客様の水槽及び器具とぴったりと納まり快適な水槽ライフを過ごしていただけるよう、スタッフ全員で様々なお手伝いができれば幸いです。
ガラス種類・仕様について
ガラス種類・仕様について
〇ガラス種類について
〇ガラス種類について
水槽フタに使用するガラスは、コスト的にも安価で一般的なフロートガラス:普通透明ガラスを使用します。
その他、高透過ガラスやフロスト(タペストリー)ガラス、強化ガラスを使用する事もできます。
強化フロートガラスの場合、穴あけや切り欠き加工に制約があるため、製作ができない場合や、割高になる事があります。
一度ご相談いただければ、強化ガラスでの製作の可否も含め、価格等をご連絡いたします。
〇ガラス厚みについて
〇ガラス厚みについて
ガラスサイズ・形状について
ガラスサイズ・形状について
〇ガラスサイズについて
〇ガラスサイズについて
〇穴あけ加工について
〇穴あけ加工について
指定した位置にガラスに穴あけ加工いたします。
加工可能な径は以下となります。
φ4,5,6,7,8,9,10,12,13,15,16,17,18,20,21,23,25,26,27,30,35,37,40,42,45,48,50,55,60,61,63 65,70,80,85,90,95,100,110,120,130,150,他 |
穴部分に力が加わると割れる可能性が高くなるため、穴径を大きくしてクリアランスを確保して下さい。
フタの端の方に穴加工する場合、ガラスの端から穴の端まで10mm程度(目安)残すようにして下さい。
ガラスの端から10mm以内に穴加工が必要な場合は、切り欠き・エグリ加工となります。
また、強化ガラスの場合、穴径はガラスの厚み以上必要です。
穴位置については、ガラスの端から穴の端までが板厚の2倍以上、ガラスの角から穴の端までが板厚の4倍以上必要となります。
ガラスの端から10mm以内に穴加工が必要な場合は、切り欠き・エグリ加工となります。
〇切り欠き加工について
〇切り欠き加工について
切り欠き加工及びエグリ加工の内側の隅(=入隅)は、直角になると割れやすくなるため、丸く加工します。
安全のために内側の隅は10mm以上の丸みがあった方が良いです。
細長く深いエグリ加工や、細長く残るような加工も割れやすくなるため、加工できない場合があります。
製作上及び強度上加工できない場合は、ガラスを分割するか、器具の位置の再考をお願いいたします。
ご相談いただきましたら、製作の可否も含めて一度お見積させていただきます。
〇角C(斜め45°)加工
〇角C(斜め45°)加工
ガラスの角を斜め45°にカットする加工です。
角の切り欠き加工より、角C(角を斜め45°にする)加工の方がコスト的に安くなります。
寸法を指定していただければ、斜め45°以外に斜め切りカットも指定できます。
〇角R加工について
〇角R加工について
ガラスの角が出るようにフタを設置する場合、角R加工(角を丸くする加工)をした方が安全です。
丸みの大きさは下記PDFファイルをA4で印刷してご確認ください。
大きさごとに別ファイルとなっておりますのでご注意ください。