熱線吸収板ガラス(スモークガラス)の10mm・12mmオーダーについて
熱線吸収板ガラスとは、ガラスの原料に金属を加えることで着色された透過するガラスで、色は黒色系のグレー色、茶色系のブロンズ色があります
フロートガラスと比較して太陽光から受ける赤外線や紫外線等を抑える効果があります
昔から製造されているガラスですが、現在は複層ガラスや他の機能ガラスが開発されていることから「テーブル天板等」として使用されることの方が多いです
厚み:10、12mmがあります
使用用途
厚みがあるため、テーブル天板や浴室扉として使用されます。その他用途の場合は5,6,8mmをおすすめします。
納期(製作期間)について
納期(製作期間)について
ガラスはオーダーでの製作にて、ご注文確定後にカット・加工します
可能な限り早くにお届け出来るように努めますが、概ね下記製作期間をいただきますようお願いします
【 通常納期(製作期間):2週間 】
仕様によっては、かなり納期がかかる場合もあります
納期につきましては、お見積時・ご注文時にご連絡させていただきます
また製作中の不良等により、当初ご連絡よりもう少しお時間をいただくこともありますが
その際はご了承ください
切断面処理方法 | 特殊カット・穴あけ | 強化加工 | フィルム貼り |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○* |
*フイルム貼り加工は窓ガラスとしてご使用いただく場合、不可となります
ガラスサイズについて
ガラスの厚みによって最大寸法が異なります
商品名 | 厚み | 最大寸法(mm) |
---|---|---|
グレーガラス | 10mm | 3,658mm ×2,134mm |
グレーガラス | 12mm | 3,658mm ×2,438mm |
ブロンズガラス | 10mm | 3,658mm ×2,134mm |
ブロンズガラス | 12mm | 3,658mm ×2,438mm |
厚みについて
グレーの12mm(左)と10mm(右)
グレーの12mmを横から見た画像です。
ブロンズの12mm(左)と10mm(右)
ブロンズの12mmを横から見た画像です。
10mmと5mmの厚み比較
テーブル天板や浴室扉として使用される場合、10mm・12mm。その他の用途は5,6,8mmをおすすめいたします。
ブロンズの10mmと5mmを並べた画像です。
グレーの10mmと5mmを並べた画像です。
10mmと5mmの厚み比較
5mmのカラーバリエーション
熱線吸収ガラスは当ページの10mm・12mm以外に、5,6,8mmがございます。
詳細は下記リンク先ページをご覧くださいませ
形状について
形状について
四角形を基本として、円形・楕円形・小判型・八角形等々もカット可能です
型紙や図面等があれば、それを基にカット加工する事もできます
●角落とし加工(かどおとしかこう)
四角形の場合、その4隅は通常1mm~2mm程度角を落とします
この加工によって角も触っただけで手が切れたりするようなことは100%ありません
R加工等、特に指定がない場合は角落とし加工となります
角落とし加工は無料です
●角R加工(かどアールかこう)
テーブルの4隅が丸くなっている場合、その大きさに合わせてR加工が必用です
テーブルトップでガラスの角が出るような場合も角R加工をお勧めしています
寸法図のR:半径(mm)を採寸して下さい
※最小5mmR~となり、5mmR以下の場合は角落とし加工となります
≪Rサイズにつきましては、下記PDFファイルをA4で印刷して合わせてみて下さい≫
●角C(斜め45度)加工(かどシーかこう)
テーブルの4隅が斜め45度にカットされている場合、その大きさに合わせてガラスをカットします
寸法図のC(mm)を採寸して下さい
※最小3mmC~となり、3mmC以下の場合は角落とし加工となります
≪採寸が難しい場合は型を送っていただければ型を基に製作可能です≫
注)幅広面取り+R加工・C加工をご希望の方はご確認ください
特殊カット・穴あけについて
特殊カット・穴あけについて
●切り欠き加工(きりかきかこう)
●切り欠き加工の場合
図Aのように切り欠き部分の内側の隅は丸くなります
(目安:厚みの2倍程度:厚み5mmの場合10mmR)
また、ガラスが割れやすくなりますので強化ガラスをお勧めしています
切り欠きのサイズによっては製作できない場合もあります
お見積り及びお問い合せの際には図で教えて頂きますようお願いします
●穴あけ加工(あなあけかこう)
●穴あけ加工の場合
穴の大きさは強化ガラスの場合、最低でも厚み以上の径が必要になります
穴の位置につきましても端の方にある場合、加工できない可能性もあります
お見積り及びお問い合せの際には図で教えて頂きますようお願いします
●引手加工(ひきてかこう)
●引手加工の場合
船底彫りとなります
引手加工の位置については基本的に高さ方向はガラス板の中心に加工いたします
(別途位置を指定することも可能です)
切断面処理方法について
切断面処理方法について
切りっぱなし
切りっぱなしとなります
お取り扱いにはご注意ください
【枠に入る場合】
この状態ではガラスの切断面に触れても手を切ることはありませんが、切断面は荒く白っぽく見えます
(いとめんみがき)
切断面処理加工の中で最も安価で一般的な処理方法です
切断面は1.5mm~2mmほど面取りし、綺麗な処理になります
幅広面磨き
幅広に面取りをすることで高級感がUP
3mm,5mm,10mm,15mm,20mm,
25mm,30mmを当店では用意しています
かまぼこ面磨き
ガラスの切断面を丸くカットし磨き加工までする処理方法です
※厚みは6mm以上必要です
少し高価ですが、高級感があり、最も安全です
その他加工について
その他加工について
◎強化加工とは
フロートガラスに強化加工を施し、耐熱・防汚性能を高めた製品です
普通透明ガラスより3~5倍の強度があります
万が一ガラスが割れた際も、鋭利なガラス片ではなく写真のように粉々になるため安全に処理して頂けます
◎飛散防止フィルム貼りとは
飛散防止フィルムにより災害時などの危険なガラス片の飛び散りを低減します
小さなお子様や高齢者の方がおられるご家族、ショーケースなどを置かれている店舗等、万が一の時の破損時も安心してご利用頂けます
メーカー品番に指定がない場合、リンテックの1501UH(旧:ルミクール)を使用します
(同等品となる場合もあります)
無色透明のフィルム全厚は50(μm)となります ※(μm):マイクロメーター
納品時には、梱包及びガラスフィルム面にシールを貼っていますのでご確認ください
開梱時にカッター等でひっかくとキズが入る可能性がありますのでご注意ください
◎フォグラスシート(すりガラス調フィルム)貼りとは
フォグラスは、フロストガラスに近い手触りで、スリガラス調の装飾フィルムです
メーカー品番に指定がない場合は、中川ケミカルのC-16:サンドを使用します
部分貼りや、デザイン貼りも可能です。
納品時には、梱包及びガラスフィルム面にシールを貼っていますのでご確認ください
開梱時にカッター等でひっかくとキズが入る可能性がありますのでご注意ください
◎乳白シート貼りとは
間接照明のカバーグラスにオススメの乳白シートです
スリガラスやフォグラスシートでは中が見えてしまう場合がありますが、視線を緩やかにカットしたい場合は、こちらの乳白シートが良いです
メーカー品番に指定がない場合、3MのSH2MAMMを使用します
部分貼りや、デザイン貼りも可能です。
乳白色のフィルムで厚みは50(μm)なります ※(μm):マイクロメーター
納品時には、梱包及びガラスフィルム面にシールを貼っていますので、ご確認ください
開梱時にカッター等でひっかくとキズが入る可能性がありますので、ご注意ください
↓↓ フォグラスシートと乳白シートの違いを動画でもご紹介 ↓↓
◎ペア加工とは
ガラスとガラスをスペーサーにより一定間隔に保持し、周囲を密封した(ペアガラスに加工した)ガラスです
単板のガラスと比べ大きな断熱効果が得られ、結露防止や省エネルギーにもつながります
室外側のガラスを防犯ガラスにすることで防犯性とともに、遮音効果や紫外線カット(99%)等、快適で安心なプライベート空間が可能になります