薄型断熱ガラス(真空ガラス)をオーダーカット・加工販売します
薄型断熱ガラス(真空ガラス)とは、ガラスとガラスの間に真空層をつくり、熱の「伝導」と「対流」を防ぐことで、断熱効果や遮熱効果を高めた機能ガラスで、真空層により遮音性能にも優れています。(日本板硝子株式会社製)
真空層の厚みはわずか0.2ミリのため、既存の単板ガラスとの交換も簡単にできます
一般的な複層ガラスの場合、空気層が6mm必要となりガラス厚みは12mmとなることに対し、薄型断熱ガラスの特徴は0.2mmの真空層によりガラス総厚が6.2mmと薄く、既存の一般ガラスのサッシにもガラスのみの交換で複層ガラス以上の断熱性能を持たせることができます。
*現在お使いのサッシや建物の状況によってスペーシアが装着できない場合もあります。
* サッシの形状によってはお取り替えできない場合があります。
真空は熱を伝えない?
真空は熱を伝えない?
熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射」の3種類あります。
そのうち「伝導」と「対流」は物質や水、空気が熱エネルギーを伝えます。
伝導:金属棒の一端を熱すると他端も熱くなること、固定粒子の動きはないのに熱だけ伝わること
対流:主に気体や液体が熱を持ちながら移動し全体的に熱を持つこと、水の沸騰やエアコンなど
つまり、空気や水、物質等が無い状態=真空では「伝導」「対流」が起こりません。
また真空空間は他にも、音を伝えにくい、酸化しにくい、電気を通しにくいなどの効果もあります。
ちなみに「放射」は電磁波なので、物質があってもなくても伝達します。
これは宇宙を通って地球を照らしている太陽と同じで、身近なものではヒーターのように、
室温はあまり上がらない、直接触れるわけでもないのに、熱を感じることができるのが「放射」です。
まとめると、真空ガラスは「伝導」「対流」を防ぐため、外気や室温を伝えにくいです。
が、太陽光は「放射」による影響があるため、抑えることが出来ません。
※スペーシアシリーズは「放射」も「Low-E金属膜」によって抑えることが出来ます。
熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射」の3種類あります。
そのうち「伝導」と「対流」は物質や水、空気が熱エネルギーを伝えます。
伝導:金属棒の一端を熱すると他端も熱くなること、固定粒子の動きはないのに熱だけ伝わること
対流:主に気体や液体が熱を持ちながら移動し全体的に熱を持つこと、水の沸騰やエアコンなど
つまり、空気や水、物質等が無い状態=真空では「伝導」「対流」が起こりません。
また真空空間は他にも、音を伝えにくい、酸化しにくい、電気を通しにくいなどの効果もあります。
ちなみに「放射」は電磁波なので、物質があってもなくても伝達します。
これは宇宙を通って地球を照らしている太陽と同じで、身近なものではヒーターのように、
室温はあまり上がらない、直接触れるわけでもないのに、熱を感じることができるのが「放射」です。
まとめると、真空ガラスは「伝導」「対流」を防ぐため、外気や室温を伝えにくいです。
が、太陽光は「放射」による影響があるため、抑えることが出来ません。
※スペーシアシリーズは「放射」も「Low-E金属膜」によって抑えることが出来ます。
【薄型断熱ガラス(真空ガラス) タイプ別一覧】
真空ガラスタイプ別一覧
薄型断熱ガラス(真空ガラス)には、フロートガラスとLow-Eガラスを真空層で合わせた「スペーシア」、スペーシアと比べてマイクロスペーサーを少なくすることで超高断熱を実現させた「スーパースペーシア」があります。
スペーシアには特殊なLow-E膜で遮熱機能を持たせた「スペーシアクール」、特殊な中間膜を使用した合わせガラスと組合せて遮音効果を強化した「スペーシア静」、スペーシアを複層ガラスにすることで超高断熱機能を実現させた「スペーシア21」のタイプがあります。
どれを選べばよいのか?
どれを選べばよいのか?
◎真空+Low-Eだから、高い断熱性能の「スペーシア」
◎高い断熱性能のスペーシア
◎もっと性能をより高く、超断熱の「スーパースペーシア」
◎超断熱のスーパースペーシア
◎夏の日差しをしっかりカット「スペーシアクール」
◎夏の日差しをしっかりカット
スペーシアの持つ機能に、特殊なLow-E膜で遮熱機能を持たせた「スペーシアクール」は、太陽熱を50%、紫外線の約60%をカットし、夏の日差しが気になる場所におススメです。
◎防音合わせガラスを使用した、窓に断熱+遮音性能「スペーシア静」
◎窓に断熱と遮音性能を
◎断熱窓の究極の形、スペーシアを更に複層ガラスにした「スペーシア21」
◎スペーシアを複層ガラスに
「スペーシア」と「スーパースペーシア」の違いは?
スペーシアとスーパースペーシア
性能表
性能表
品質保証
品質保証
製品名 | 保証性能項目 | 保 証 期 間 |
保証範囲 | 免責事項 (保証期間内でも有償となります) |
---|---|---|---|---|
スペーシア※1 スペーシアクール スペーシア静 スペーシアクール静 |
隣接した2個以上のマイクロスぺーサーが落下しないこと。 | 10年 製 造 後 ※4 |
保証期間内の製品に、保証性能項目を守れない不具合が生じた場合には代わりの製品を無償で出荷させていただきます。 但し、施工費用につきましては、補償対象外とさせていただきます。 尚、不具合が生じた製品を既に販売中止とさせていただいている場合には、同等品種または近似品種でのお取り替えとさせていただく場合があります。 |
・弊社指定の標準施工法及び設計上、施工上、使用上、メンテナンス上の注意事項を満たしていない場合 ・使用上の誤り及び不当な改造や修理等、人為的原因に起因する不具合(ガラス表面にフィルムを貼ることや塗料を塗ること等を含みます) ・火災、地震、風水害、その他天変地異に起因する不具合 ・品質保証対象外であることを事前にご了承いただいている場合 ・実用化された技術では予測困難な現象に起因する不具合 ・熱割れなどのガラスの破損 ・スペーシアの施工研修を修了した「スペーシア取扱店」以外の工事店によって施工された場合 ・取扱説明書のご注意に反する使用上の誤りが認められた場合※2 ・弊社指定の設計上のご注意に反するご使用上の誤りが認められた場合で、弊社が事前に了承していない場合 ・真空層及び中空層に面していないガラス面に発生した結露 ・外からの衝撃または使用中にガラス面に付いた欠けやキズが原因である亀裂、または破損がある場合 ・スペーシア21を高地で使用される場合で、事前に弊社へのご相談がなかった場合(標高1,000m以上の場合や内外のガラス板厚差が4mmを超える構成で、短辺が300mm以下の場合等) ・高温(70℃以上)または多湿の環境下でのご使用による場合(カーテンウォールのスパンドレル部分や温水プール、サウナルーム等) ・スペーシアに弊社のマークが打刻されていない場合※3 |
スペーシア21 | 隣接した2個以上のマイクロスぺーサーが落下しないこと。 内部結露(ガラスとガラスの間の中空層での結露)が発生しないこと。 |
1997年10月以降に製造された製品が 対象となります。
※1 「スペーシア STⅡ」は2012年6月1日より「スペーシア 」へ製品名が変更になりました。
※2 取扱説明書は製品に貼付して出荷しています。万一、お手元に届いていない場合はご連絡・ご請求ください。
※3 製品に打刻されたマークにより、弊社製品であることおよび製造年月等を確認致します。
※4 補償製品の保証期間について
製品の保証期間は、製造月から10年間とさせていただきます。
不具合により補償製品に交換をされた場合でも、補償製品の保証期間は当初の製造月から10年間とさせていただきます。
例) 2019年1月の製品を2020年7月に補償製品へ交換された場合、その補償期間は2029年1月までとなります。
真空ガラスの注意事項及び施工マニュアル
注意事項及び施工マニュアル
薄型断熱ガラス(真空ガラス)には通常のガラスとは別に特別な取り扱い及び施工上の注意点があります。
取り扱いや施工の際には「真空ガラス 施工マニュアル」を必ずご一読下さい。