複層ガラスをオーダーカット・加工販売します
複層ガラスとは、2枚ガラスの間にスペーサーと呼ばれる厚みのある部材を挟み、ガラスの間に空気層をもたせたガラスです
この空気層によりガラスに断熱性を持たせることができ、結露の防止や冷暖房負荷の軽減等の効果が期待できます。また、Low-eガラスとの組み合わせにより、高い断熱効果や遮熱効果のある種類もあり、窓の方角やサイズ、位置により適した種類の複層ガラスがあります
どれを選べばよいのか?
どれを選べばよいのか?
◎コスト重視
◎コスト重視
◎窓から入る強い日差しによる熱をさえぎる
◎強い日差しの熱を遮る
◎外からの日差しによる熱を取り入れたい
◎冬は日差しを取り入れたい
冬の寒い時に断熱性能はそのままで、外からの日差しによる熱も取り入れたい場合は「高断熱タイプ」が良いです
高断熱及び遮熱・断熱タイプの複層ガラスには金属膜をコーティングしたLow-Eガラスを組み合わせています
Low-Eガラスを使うことでベーシックタイプよりも1.5倍~3倍の遮熱・断熱性能を持ち、Low-Eガラスを室内側に
使用した複層ガラスが「高断熱タイプ」で室外側に使用した複層ガラスが「断熱・遮熱タイプ」となります
◎窓の防犯対策に高い効果
◎窓の防犯対策に高い効果
◎高い防火性と安全性
◎高い防火性と安全性
◎抗菌・抗ウイルスで安心
◎抗菌・抗ウイルスで安心
◎デザインガラスの中から自由に選ぶ
◎デザインガラスから自由に選ぶ
外の視線が気になる場合は型板ガラスで構成することができます。
メーカー製品の場合型板ガラスは「霞(かすみ)」のみですが、全てのタイプにおいて200種類以上のデザインガラスの中から自由に選ぶことができます
【複層ガラスはどのような場所で使用するのか?】
複層ガラスはどこで使用する?
複層ガラス(ペアガラス)は『断熱』を基本性能としています
熱は温度の高い方から低い方へ移動する性質があり、ペアガラスは中空層に熱の移動を抑えています。
一般的に空気層の厚みは6mm~12mmがあり、12mmの方が断熱性が高くなり、それ以上の厚みになると空気の対流が生じるため断熱性能は変わらなくなります
『断熱』が基本性能となるため、主に外部の窓に使用し、室内の窓で温度差が生じないような場合はペアガラスにする必要はありません【性能表】
高断熱と遮熱・断熱の違い
本来、「窓」の目的はというと、空間を広く見せたり、外の光を室内に取り入れたり、 自然でゆとりのある生活を送るために必要とさせています
「窓」がない家は薄暗く、圧迫感のある不快な空間になって心身ともに不健康になってしまうかもしれません
「窓」にはおよそ全て「ガラス」を使用していますが、ガラスにはいくつか欠点があります
1つは熱を伝えやすいこと
寒い冬の朝にガラスを触ると、とても冷たいと感じます
その理由はガラスが外気を手に伝えているためで、逆にせっかく温めている部屋の暖気を外に逃がしていることにもなります
夏なら暑い外気をガラスが伝え、せっかく冷やしている室内の冷房が効きにくくもなります
そんなガラスの欠点を補う目的で作られたのが、複層ガラス(ペアガラス)のなりたちです
複層ガラスは「ガラス」ではありますが、一般の住宅に取り付けられている窓ガラスに比べると、2倍の断熱効果があります
複層ガラスの空気層
複層ガラス(ペアガラス)の中間層は基本的に「乾燥空気」が使用されています
乾燥空気とは、その名の通り「乾いた空気」のことで、水分の含まれていない空気です
複層ガラス(ペアガラス)の製作過程ではガラスとガラスで「空気」を挟んで製作するのですが、中間層(空気層)の中には乾燥剤が入ったスペーサーがあり、挟まれた空気が乾燥されて「乾燥空気」になる仕組みです
中間層(空気層)に乾燥空気を使用している理由は、内部結露を防ぐため
水分を含んだ空気が入っていると、その水分が結露になってしまう可能性があるからです
他にも乾燥空気は、ガラスと比べて比較的に熱を伝えにくい性質もあります
また、「乾燥空気」のかわりに、断熱性能のさらなる向上が期待できるアルゴンガスを使用して、製作することも可能です
アルゴンガスは安全で環境に配慮した不活性ガスで、空気に比べて熱伝導率が約30%も低いため、熱が伝わりにくく、より高い断熱性能を発揮します
このように複層ガラス(ペアガラス)の中間層(空気層)は、真空ではありません。
中間層を真空状態にすることは、一昔前まで技術面で不可能だと言われていたからです
しかし最近は日本板硝子が開発に成功し、真空ガラス「スペーシア」という製品名で販売しています
真空は熱を伝ないため、魔法瓶などでは真空の技術を利用して保温してるというほど、断熱効果に有効で、 複層ガラス(ペアガラス)と比べ、更に2倍の断熱効果を発揮しています
合わせガラスと複層ガラスの違い
合わせガラスと複層ガラスの違い
複層ガラス(ペアガラス)
合わせガラス
複層ガラス(ペアガラス)は2枚のガラスで空気層を挟んだ構造です
ガラスの間も曇らないようにスペーサーには乾燥剤が入っていて、真空ではありません
合わせガラスは、2枚のガラスの間に中間膜(フィルム)をはさみ、ピッタリと接着したガラスで、空気層がありません
様々な機能を持たせることが出来る合わせガラス、室外(外気)との遮熱など断熱、遮熱、結露対策には複層ガラスがお勧めです
また、合わせガラスを複層ガラスにすることも可能です!